日本財団 図書館


 

る。温度変化が小さいため、ロングレール化は可能である。
しかしレールの側面磨耗による短周期の交換を要するため、ロングレールとすると、18mの場合よりも現在では手間が多大となって、ロングレール化による保守減のメリットが活かせない状況にある。
(4)軌道施設センター
大規模な施設関係の工場をバンスー地区に有している。対象別に分かれた工場棟において、次のような修繕と製作を担当し、線路保守に関する技術の維持と向上にも寄与している。
?@ 大型保線機械、軌道検測車のメンテナンス
?A 分岐器、小スパン鉄桁の製作、修繕
?B あらゆる保線機器の分解修繕、小製作
(5)軌道による制限速度
(a)直線軌道
?@ 一般
・ディーゼルカー(スプリンタータイプ) 120km/h
・機関車列車 90km/h
?A 軌道状態による低減 5〜15km/h
ディーゼルカーの場合、区間毎の軌道の状況に応じた制限を設定している。
(木枕木、非ロングレール、軟弱路盤、踏切の多在、急勾配等の区間)
(b)曲線区間
3・2・3(3)曲線の状況参照
(C)分岐器
?@直線側
・ディーゼルカー 105km/h
・機関車列車 90km/h
?A分岐側
・12番、10番 35km/h
・8番 15?q/h

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION